伝統的配色パレット

TRADITIONAL COLOR PALETTES

春「桜のかさね」

春「桜のかさね」

透けで“桜色”を作る設計

薄紅
白練

平安の感性では、桜は「薄紅をそのまま置く」のではなく、下に濃い紅、上に薄物を重ね、透過で淡い桜を立ち上げる発想でした。

: 下地・芯 薄紅: にじみ 白練: 薄物・余白 : 文字・締め

[現代デザイン適用]

Web:背景は白練70%、UIの線と本文は墨、CTAやリンクに紅。

夏「杜若」

夏「杜若」

紫と緑の緊張感で“涼”を作る

二藍
萌葱色
藤色
胡粉色

紫は夜の湿度、緑は水辺の草。そこに白が入ると、涼感が“呼吸”になります。

二藍: 萌葱色: 藤色: 胡粉色: 余白

[現代デザイン適用]

プロダクト:萌葱色をベース、二藍をロゴに。胡粉色で高級感。

秋「櫨紅葉」

秋「櫨紅葉」

赤の深度と黄で“燃えるように品よく”

蘇芳
薄紅
黄支子色
朽葉色

薄紅・蘇芳などの赤と、黄色を合わせるという説明が見られます。

蘇芳: 深赤 薄紅: 紅のにじみ 黄支子色: 朽葉色: 地・枯れ

[現代デザイン適用]

ポスター:蘇芳を主役、黄支子色は“点”で使う。

祝「松のかさね」

祝「松のかさね」

常緑の生命力と品格

常磐色
鉄紺
金茶

松は長寿の象徴。深い緑と紫の組み合わせは、祝いの席や格式高い場面で好まれる伝統的な配色です。

常磐色: 常緑 : 高貴 鉄紺: 引き締め 金茶: アクセント

[現代デザイン適用]

コーポレートサイト:信頼感のある深い緑をベースに、ゴールドをあしらい品格を表現。

秋「萩のかさね」

秋「萩のかさね」

秋の野に咲く優美な情景

蘇芳
二藍
青磁色
月白

萩の花の色である蘇芳や紫と、葉の青さを組み合わせた、しっとりとした秋の気配を感じさせる配色。

蘇芳: 二藍: 移ろい 青磁色: 月白: 月光

[現代デザイン適用]

パッケージデザイン:和菓子などの包装に。やわらかく上品な秋の限定感を演出。

春「柳のかさね」

春「柳のかさね」

風に揺れる軽やかな季節感

萌黄
白練
若草色
薄墨色

芽吹いたばかりの柳の淡い黄緑と、それを支える白の組み合わせ。春の訪れと若々しさを表現します。

萌黄: 若葉 白練: 若草色: 薄墨色:

[現代デザイン適用]

アプリUI:フレッシュな黄緑をメインカラーに、白とグレーでクリーンで軽快な印象に。