反復は「余韻」を作る
文様は、一度で理解させるための図ではありません。反復によって、視線を往復させ、時間を滞留させます。その滞留が余韻になります。
同じ形が続くと、人は差分に敏感になります。わずかな色の変化、わずかなズレ。反復は、微差を際立たせる装置です。
色の比率を設計する
文様の強さは、色の比率で決まります。主色が面の何割を占め、副色がどこで呼吸し、抜きがどれだけ入るか。
ここで重要なのは、色を塗るより先に“余白”を決めることです。余白が決まると、色は自然に収まります。文様は、余白を含む色設計図です。
コンポーネント設計へ応用する
UIのグリッドやカード配置も、反復で成立します。反復があると、ノイズが減り、差分が目立つ。つまり重要情報が立つ。
配色でも同じで、ベースを反復し、アクセントの出現位置をルール化すると、体験に余韻が出ます。文様の知恵は、現代のレイアウトと相性がいい。
